モンゴル滞在記〜理学療法士編〜

青年海外協力隊としてモンゴルへ派遣された理学療法士の滞在記

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モンゴル旅行2(バヤンウルギー)(аялалын тухай 2)

Сайн байна уу(こんにちは)

 

今回はバヤンウルギーというモンゴルの1番西の街への旅行について書きたいと思います。

【Би Баян-өлгийд аялсан тухайгаа бичсэн】

 

今回は日本語が話せるモンゴル人のガイドさんと3人の日本人での旅行でした。

【1 монгол хүн тэй 3 япон хүнд явсан.тэр монгол хүн японоор ярьж чадиа】

 

私の暮らしている街チョイバルサンはモンゴルの1番東にある街なので、モンゴルの1番東の街から1番西の街まで旅行へ行きました。

【би Чойбалсан гэдэг монголын хамгийн зүүн талд амьдрдаг.тэгээд баян-өлгий монголын хамгийн баруунталд байгаа】

f:id:yamasa1014:20190720123049p:imageここから【эндээс】

f:id:yamasa1014:20190720123054p:imageここまで【энэ хүртэл】

 

バヤンウルギーという街はモンゴル最西端、さらに西へいくとカザフスタンがあります。

バヤンウルギーには、モンゴル人とカザフ人(カザフスタン人ではない)が共に生活しており、驚いたことはモンゴル国内であるのに第一言語モンゴル語ではなく、カザフ語であるという事。街中にはカザフ人が多く、モンゴル語も通じない人もたくさんいて、田舎へ行くとほとんどの人がカザフ語を話していたことに驚きました。

カザフ人に関しては興味がある方は以下のサイトをご残照下さい。

https://www.kazetravel.co.jp/blog/mongol_kiji055.html

 

【Баян-өлгийн баруунтийш Казахстан байгаа.

Баян-өлгийд казах хүнтэй монгол хүн хамт амьдрдрг. Баян-өлгийн хүн ихэнхдзз казах хэл ярьдаг учраас би гайхсан.】

 

街中の風景もカザフの文化のかぎ針刺繍の物やカラフルな建物が多く、素敵な街並みで、モンゴル国内とは思えず、モンゴルから海外へ行った気持ちになりました。

【баян-өлгийн гудамж их сайхан байсан】

 

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・1日目【1 дэх өдөр】

ウランバートルからバヤンウルギーまで飛行機で約6時間かけて向かいました。

【Улаанбаатар хотоос баян-өлгий хүртэл онгоцоор 6цаг орчим ниссэн】

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ホテルで食べた料理も普段のモンゴル料理と少し異なり美味しかったです。

【зочид буудалд идсэн хоол амттай байсан】

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特に羊肉が美味しかった。

【ялангуяа хоньны мах амттай байсан】

 

・2日目【2дахь өдөр】

車でバヤンウルギーのアルタイタワンボグド山脈へ約7時間かけて向かいました。

この車の移動が結構ハードで、常に激しく揺れるので、大変でしたが、車内でインディージョーンズの曲を流してアトラクションの様に楽しんでいました。

夜中についたのですが、雨が降っておりかなり冷えていたので寝ました。

【Алтай таулары уул руу машинаар 7цаг явсан.муухай зам учраас машийн их найгсан.надад хэцүү байсан. Харин замдаа Америкийн адал явдалын хөгжимийг гарахдаа би хөгжилтэй байсан】

 

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ロシア製の4WD。タンクは90リットル入るらしい

【Оросын машин.машин нь 90литр бензин авдаг】


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運転手の背中が頼もしい。信頼と実績の運転手。

絶頂な半クラ、ハンドルさばきには感動。

【маш сайн жолооч байсан】

 

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こんな凸凹の道や

【энэ гэж хэцүү зам 】

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川の中も走りました。

【голын эрэг дээр машинаар гүйв】

 

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こんなゲル(モンゴル式の家)に泊まりました。

【Монголын гэрт хонсон】

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中には何もない旅行用のゲルのため運転席などを外して置いてくれました笑

【бид нар гэрт очход гэр нь юу ч алга. Тийм учраас жолооч машины суудлыг гэрт тавсан.】

 

・3日目【3 дахь өдөр】

天気が回復し、晴天!本当に良かった。

馬に乗り3時間かけて山頂を目指しました。

この日は本当に最高の1日。

【цаг агаар маш сайхан байсан.бид нар морьтой 3 цаг явсан】

 

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晴天の朝

【Нарийн өглөө】

 

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馬に乗って山道を登る。今回はほぼ自分で馬を操縦する必要があったから大変だったけど、楽しかった。

【би морь унах их хөгжилтэй байсан 】


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馬に乗ってる時も常にいい景色。

【Морь унасан үед бас сайхан байгалийн үзэмж】

 

そして…【тэгээд】

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圧巻の景色

【маш сайхан байгалийн үзэмж】

 

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馬に乗って写真撮ったり【морь унаад】
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モンゴル相撲したり【Монгол бөх бариаад】
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舞ったり【бүжигээд】
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みんなで飛んだり【нисээд】

本当に最高だった。【Миний сэтгэл хангалуу байлаа】

 

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その日はカレーとビールと少しのお酒で乾杯。

美味しすぎた。

【Карри идээд пиво уусан.аймаар амттай байсан】

 

・4日目

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チャガーン(白い)ゴル(川)を見たり

土の影響で白くなっているとの事。

【Цагаан голыг хараад】

 

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山の上の湖を見たり

【нуур хараад】


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湖に入ると極寒で足の感覚が無くなった。汗

【бид нар нуурт орсон.Их хүйтэн байсан】


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7.16 笑

そして帰りました。

【тэгээд буцсан】

 

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帰り道車のエンジンがかからなくなるなどありましたが、道中運転手が自ら修理して回復。信頼と実績。

【Машин буцаж явах замдаа эвдэрСэн.

Харин жолооч машиныг засварлсан. Мондаг!】

 

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素晴らしい出会いでした。

【Энэ бол сайн уулзалт байлаа】

 

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その日は運転手の家へ招待していただき夜ご飯。

ゲルがカザフ式でとてもおしゃれ。

【бид нар жолоочийн гэрт очсон.казах гэр гоё юм байсан】


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料理も美味しかった。

羊肉とジャガイモを煮た料理。上は小麦粉の中に人参などを混ぜて蒸した料理。

【маш сайхан хоол байсан】

 

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ドンブラと呼ばれるカザフの生演奏も聞けて感動

夜もみんなでお酒を飲み楽しかった。

【Донбүла гэдэг Казах үндэстний хөгжмийн зэмсэг сайхан аялгуу байлаа】

 

・5日目

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ザハ(市場)で買い物したり

【захд очсон】

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お土産のかぎ針刺繍の物を買ったり。

(小さいのは1つ300円、バックは1000円位)

そして帰りました。運転手との別れは悲しかった。

【янз бүрийн юм авсан】

 

まとめ

・とにかく壮大な自然を体験する事が出来て本当に良い旅だった。

モンゴル国内にあるカザフの文化に触れる事ができて良かった。

・今回の旅行は日本語が話せるモンゴル人のガイドと日本人と行った為、何をする・どこに行く・いつ行くなどがわかる事。そしてほぼその通りに進んでいく為、旅の準備がスムーズにできて良かった。

・しかし、旅の中で時折、日本人の方が集合時間に遅れたり、時間を過ぎて遊んだりしており、だいぶモンゴルの時間の感覚に染まってきていると感じた。(ただだらしなかっただけ?笑)


とにかくとても楽しい旅行ができて良かった。

ガイドさん、運転手さん、一緒に行ってくれた仲間に感謝。

【маш их сайхан аялал байсан.

Удирдамж жолооч найзд баярлалаа】

 

モンゴル旅行

6月20日から23日まで3泊4日でリハビリ科の同僚達と旅行に行ってきました。

感想としては、楽しかったけど慣れない事が多く疲れました。笑

今日は旅行の様子をまとめたいと思います。


1日目

まず9時に病院集合と言われたが、予想通り人はまばら。

そもそも午前中少し働いてから来る人もいるため、9時に来る必要はなかったと思う。

徐々に人が集まってきたが、約束の車が来ず、1時間30分遅れ車が到着。

 


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今回の愛車はこの小型バスの様な車で行きました。ベンツの様ですがかなり古いです。笑

車内は10人乗りの車に13人で乗り込んでいるため、常にキツキツです。

写真は運転手をしてくれたバッジャガお兄さんです。

モンゴル相撲がかなり強く、「肉食え」と旅行中に何回言われたらわからないほど、ずっと肉を食べています。

まさにモンゴル人の様なモンゴル人でした。

そして、私のモンゴルでの兄になってくれました。


タイヤの修理などを病院の入り口で行い、11時頃ようやく出発。

 


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この様な北海道の様なひたすら直線を走ります。

横が草原のため、道路には羊や牛や馬がおり、なんとも可愛らしいです。


そして、車は草原の中に突っ込んでいき、川辺でお昼タイム。

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今時の遊牧民は馬ではなくバイクも乗りこなします。


ここからが長かった。

何度か休憩は挟むが基本的にギュウギュウの車にずっと乗ってモンゴルの広大な草原を移動。

道は凸凹の場所も多いため、揺れに揺れる。

 

10時頃普通の道から草原に突入するとあたりは真っ暗。

そして目的地までの地図もないため、たまにある看板と草原にいる遊牧民に聞きながら進む。

もうこれは草原の中で迷子になっているのではないかと疑い始める。

しかし、モンゴル人は、星の位置を見て方向を確認し進んでいるから間違いはないとのこと。

そして3時間後無事到着。

俺は疲れているが、みんな割と元気。モンゴル人は強い。


2日目

泊まった場所は湖の近くの避暑地の様な場所。

日本と同じ様に、別荘みたいなものが沢山並んでいて、こんな場所がモンゴルにもあるのだと驚きました。

2日目はみんなで湖に水汲みに行ったり、ダラダラご飯食べたり、お酒飲んだりと

特に何もしない贅沢な1日でした。


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モンゴルはこういう所もゲルだったり、

 

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家みたいなのもあったり。


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綺麗な景色でした。


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朝ごはんをみんなで食べ、みんなでアリヒ(ウォッカの様なモンゴルのお酒)を飲み、旅を祝います。


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みんなで水汲みに行ったり


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焼肉したり


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くつろぎ


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モンゴル人は写真が大好き。この様な岩場でも「良いね。良いね。」と写真を撮ります。

そして、みんなで撮った後は個人、少人数といつまでも撮ります。笑


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星も綺麗だったり。

各々が好きな時間を過ごしました。


3日目

午前中はのんびりし、午後から他の場所へ移動しました。

次の場所も湖で、避暑地の様な場所でした。

 

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ロッジの様な場所に泊まりました。

 

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湖にみんなで入ったり。

正直水は綺麗ではなく、なんともいえない感覚でした。

ただみんな楽しそうに入っているので満足でした。海を見せてあげたい。

 

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可愛い子供達もいたり


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誕生日の医者をお祝いしたり。

日本と一緒だと思いました。


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ちゃんと退室の前は部屋を掃除したり、ベッドを綺麗にしたり。モンゴル人は結構きれい好き。

日本人より、しっかりやっているのではと驚きました。


4日目

この日は最終日だからか、いつもはかなりゆっくり出るのに、急いで朝早く出ました。

この4日間どこに行くか、何をするか、いつ行くかなど基本的にわからなかった為、焦って準備しました。

 

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地下から湧き出る炭酸水を汲みに行ったり


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色々な観光地を周りました。

 

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たまたま通りかかったナーダム(モンゴルの夏のお祭り)も見れました。


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子供も馬を乗りこなしてかっこいい。


感想を箇条書きにすると

・みんなと一緒に楽しめて良かった。仲良くなれて良かった。

・まだモンゴル語が充分に話せないので、4日間頭フル回転させたから、最後魂抜けた様に疲れた。
モンゴル語がまだわからないから、大変なこともあるけど、面倒な事とか嫌な事もわからないから楽な面もあると思った。

・いつ行く。何する。とか基本的にノープランだから、準備が難しい。

・いつも自然の中にいるのに、より自然を求めるとかどんだけモンゴル人は自然が好きなんだと思った。

・何回「肉食えば大丈夫」と言われたか。二日酔いの時とか、気分が悪い時とか。すごい世界観。

・1日何時間寝るのだろうと思うくらい、良く寝る。そして基本的に元気。


今回は本当に嵐の様に4日間が過ぎた。

疲れたか?など初めて参加した為、慣れていない事も分かってくれて、みんなに助けてもらったおかげで楽しむ事が出来たと思う。

今回の旅の中でもどんどんモンゴルに染まってきている気もする。

まだ、日本人の感覚が多いから慣れない事や驚く事が多いけど、来年も行く予定だから、言葉も上達し、価値観も変わった時に、どんな感想になるか楽しみに、明日からもまた頑張っていきます。

 

任地赴任2ヶ月目(4月から5月)

сайн байна уу(こんにちは)

 

久々の更新となります。

4月から5月にかけて、色々あり個人的に大変な日々でした。

今日は振り返りつつまとめたいと思います。

 

2月下旬に任地へ赴任し、活動が始まり、さっそくモンゴル語の壁にぶち当たりました。訓練所で習った会話なら話せるし、聞けるのですが、現地のモンゴル人の話す言葉は早く、独特の言い回しが多く、生活や仕事の中で9割近く何言ってるのかよくわからない状態が続きました。

それでも初日から患者さんのリハビリをする事になり、つたないモンゴル語でリハビリをしていました。

リハビリの良い所は身体を触り、動きを見ればある程度リハが出来てしまう所で、日々苦戦しながらもなんとか仕事を行なっていました。

 

そんな中、4月上旬、夜中に急に目が覚めて「今ここで自分の身体に急変が起きたら、モンゴルの病院のレベルでは助からない。死んでしまうかも。言葉も全然通じないし、怖い」と自分でもよくわからないパニックの様な状態になりました。その時は呼吸やヨガなどで落ち着いたのですが、その後も夜中に目が覚めてしまう事が続きました。

 

モンゴルへ来る前から言語で苦労する事は予想してたのですが、ここまで通じないし、ここまで言ってる事がわからないとは予想しておらず、焦っていました。

そして、自分の中で1番焦っていた事はリハビリの仕事でした。最初は会話が少なくても成立する事だけしていたのですが、「言葉が通じればもっと良いリハビリが出来るのに」「なぜこの人のリハビリをするのだろう」「これからどんな人生を送りたいのか」自分が大切にしてきた事が聞けず、大切な事を伝えられず、思う様なリハビリも出来ない状態にかなりストレスを感じていました。

早く喋れる様にと毎日モンゴル語の勉強をしていましたが、急に喋れる様になる訳はなく、毎日のリハビリの成果はあまり変わりませんでした。

そして、俺よりも一緒に働いてる同僚の方が患者さんを良くしたり、良いリハをしていて、「俺は技術伝達の為に来てるんだよな?何してるんだろう」と更に焦りました。

同期のアフリカの隊員の活動とかを見て、過酷な環境の中頑張っているのに、俺は比較的生活環境に恵まれているモンゴルで、何を苦戦している。ストレスを感じているんだろうと更に焦ったり、そんな自分が嫌になってしまったりしていました。

こんな時の為に日本でヨガやピラティスを学んできた。

そして、それを実践する事で心が落ち着いて、うまくいった!めっちゃ良かった!!最高!!!

 

 

と、この頃はブログに書こうと思っていましたが、現実はそう甘くなく、

ヨガをやればやるほど気持ちが落ち着かず、考え事が止まらず、ヨガをして落ち着かなかったらいったい俺はどうすれば良いのだろうと更に焦っていました。

徐々に身体にも異変が出てきて、いつも心臓の拍動がハッキリと聞こえ、脈も早く、家にいてリラックスしているつもりの時でも脈が120近くある時もあり、身体の興奮状態が治りませんでした。夜は2時間おきに目が覚め、しっかり休めませんでした。

 

モンゴルに行く前は「鋼のメンタルだから大丈夫」等と言われましたが、自分ではそんな事はないと思っていました。しかし、自分はそこまでメンタル強くないけど、2年間なら大丈夫とあまり心配をしていなかった。

しかし、実際にモンゴルでの活動と生活を行うと、ビックリする位自分の弱い所、未熟な所を突きつけられました。

自分は「自分が思っている以上に心が弱い」「不安も感じやすい。」「考え過ぎてしまう。」

考え事やストレスが溜まり、落ち着く事が出来ず、かなりしんどい日が続きました。

 

そんな時、まだまだ寒いモンゴルで風邪を引いたり、39度近い熱が不定期に出たり、体調不良が続きました。

家で寝込んでいる時、「日本に帰りたい」「2年間なんて無理」「言葉わからな過ぎてしんどい」など自分でもこんな事を考えるんだと驚くぐらい、身体が弱ると心も弱って、ネガティブな事を考える事が増えてきました。

 

これはマジでしんどいなと思っている時、自分を救ってくれたのは、たくさんの仲間達でした。(先輩方も仲間と書かせて頂いています。)

今回の事で1番強く思った事は、

「本当に俺は、いつもいつもいつもいつもいつもいつも仲間に恵まれている。」

今回も、協力隊の同期、モンゴル派遣の同期、チョイバルサンで出来た仲間、先輩隊員、日本にいる恩師達、日本にいる仲間達。

モンゴルで出来たモンゴル人の仲間達。

そして家族。

自分の不安を聞いてくれたり、アドバイスをくれたり、たわいもない話をしたりすると、心が落ち着き、「1人じゃない」「仲間と繋がっている」と思うと前を向いて頑張ろうと思えました。

今の職場のモンゴル人の仲間も「なんか困ってる事があるなら遠慮なく言えよ。まだ慣れてなくて大変だろう」と声をかけてくれた事もとても嬉しかったです。

 

今は、語学やリハビリの目標を少し下げ、自分が出来ることを焦らずやっていく様にしたらだいぶ気持ちが楽になり、楽しく活動できる事が増えてきました。

 活動に関して、「やりたい事」「必要な事」は沢山ありますが、今の時期は焦らず、モンゴルを純粋に感じ、モンゴル人を知り、仲良くなるだけでも充分良い活動だと思い、活動しています。

 

令和という新しい時代が始まりましたが、親からもらった名前の通り、モンゴルでも友達を豊かにしていこうと思います。

 

出会った仲間、新しく出会う仲間、家族に感謝し、欲張らず今に集中し、バカになって、楽しく活動していきます!

 

長くなりましたが、感じた事のまとめでした。

めっちゃ長くなったな笑

読んでくれた方がいましたら、ありがとうございます!!

写真は今の職場の仲間達と、1番の仲間です。f:id:yamasa1014:20190512230445j:image
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チョイバルサンについて

сайн байна уу(こんにちは)

 

活動の任地となるチョイバルサンへ赴任して1ヶ月が経ちました。

引っ越しの手続きや工事やら何やら色々とあり、やっと少し落ち着いてきたので、少しずつブログを更新していこうと思います。

 

今日は私の生活する事になったチョイバルサンという街について紹介していきたいと思います。

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首都ウランバートルから東へ約640㎞、飛行機で1.5時間、車で11時間の場所にある、人口約4万人の街です。

 

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街には首都と比べて子供が多く、学校やアパートが多く立ち並びます。

 

モンゴルの中でも栄えている街の方なので割となんでもあり、生活にはあまり困らないです。

 

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ザハと呼ばれる大きな市場や大型スーパーの様な物があり、大体の物は揃います。

 

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ヨガマットもあったり

 

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日本の100均みたいなのがあったり。

(値段は170円〜1000円くらいの間。値段の設定の詳細は不明笑。)現地で珍しいものとか高そうなものは高めにしてるのかな?

 

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牛とか犬が街中にいたり

(とても可愛い。)

 

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牛が普通に道路横断してたり

牛とプリウスの共演をよく見ます笑

 

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馬で下校している親子もいました笑

(かっこいい!)

 

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ほとんどの公園に運動器具がついています。

今は寒くてやってる人はごくわずか。

健康への意識が高いのかな?

 

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薬局もやたらと多い。

ここにはマンシェットやスタートもあり。(2000円くらいでした。)

また今度機会があれば詳しく載せます。

 

こんなのどかで馬鹿みたいに寒い街で楽しく暮らしています。


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この街の良い所は人が良い人が多いです。

少しずつ紹介していきたいと思います。

それでは

баяртай(さよなら)

 

 

 

 

 

さらばモンゴルの大都会ウランバートル

2月23日よりウランバートルでの語学訓練を終了し、いよいよ任地となるドルノド県チョイバルサンへ旅立ちます。

 

今日はウランバートルでの最後の生活を載せます。

 

モンゴル隊員は、アパートの様な場所で集団生活を行います。

 

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本や漫画が沢山あります。

モンゴル語スラムダンクもありました笑

 

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モンゴル語でフンフンフン言ってます笑

 


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リビング的な所には筋トレの器具もあります



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洗濯機などもあり、家事は自分で行います。


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みんなでカレーも作りました。

 

 

語学学校で、実践的な語学を学びます。

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医療服専門の店で制服を買いました。


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スタートやパルスなどもありました。

 

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日本の救急車があったり、

 

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車は8割トヨタ遊牧民ランクルで草原走ってました)

 

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ヨガもだいぶ流行している様です。

 

そしていざ任地となるドルノド県チョイバルサンへ向かいます。

 

 

 

ウランバートルでの生活(モンゴルの首都)

本日はモンゴルの首都ウランバートルでの生活を紹介したいと思います。

 

ウランバートルは近代化が進んでおり、多くの物が手に入り、あまり不便はしない生活が送れます。

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※ザハと呼ばれる市場には多くの物が揃います。

文房具も米も肉も納豆や日本の調味料なども揃います。

 

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※コンビニやスーパーや大型スーパー、日本の100円均一もあります。

 

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日本食のレストランもあります

焼き鳥1本50円くらい

 

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※美味しいビールも沢山

1本100円位

 

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※ラーメン屋も多くあります

味はまあまあ美味しい

 

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※トイレにウォシュレットがついてる場所も

 

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※道に入れ歯がおちてる事も笑

 

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※チャガンサルと呼ばれるモンゴルの旧正月を満喫したり。

大家族に招待してもらいました!

 

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こんな感じで

1ヶ月間の首都での生活を語学を学びつつ楽しんでいきたいです。

いざモンゴルへ2019/1/23〜2/6

青年海外協力隊2018-3次隊(2019/1/23〜2021/1/22)

モンゴルへ理学療法士として派遣される2年間を簡単に記録に残していこうと思います。

 

1月23日にモンゴルへ出国しました。

ウランバートルまで直行便も出ており、6時間程度のフライトでした。

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到着後から−20℃と極寒の中での生活が始まりました。

モンゴルの冬は寒く、−20℃を下回る日が多く、−40℃まで下がることもあります。

もう寒すぎて痛いです笑

 

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(※川が寒すぎて凍ってます)

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(※外が寒すぎて凍るカップラーメンと洗濯物たち)

 

そんな訳でモンゴルでの活動がスタートしました。

最初はみんなでドミトリーと言われる寮の様な宿泊施設に泊まりながら、1ヶ月の現地語学訓練を受けます。

 

しかし、寒さにとても弱い私は2日目から寒さにやられ、風邪をひき、熱が39.8℃まであがりました。(人生最大の発熱)

ウランバートル(モンゴルの首都)の病院に行き、診察を受けました。

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(※病院内はとても綺麗で、驚きました。発展途上国とはいえ、首都の医療のレベルはそこまで低くないと感じました。)

診察もしっかりして、インフルエンザ検査や尿検査、血液検査など様々な検査を受け、上気道感染とのことでした。

モンゴルの風邪は独特だから熱も高く出たとのことで、薬をもらい、休んだら回復しました。

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(※モンゴルの薬。モンゴルの風邪はモンゴルの薬が効くらしい)

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(※同期の仲間達がおかゆを作ってくれたり。感謝です。)

医療隊員としては、早速モンゴルの首都の医療の現状を見れて良かったような悪いような笑

 

そんなこんなでかなり出遅れましたが、語学や活動に励んで行きたいと思います。